脳や脊髄を守る頭の中の透明な液体「脳脊髄液」とは?
脳脊髄液(のうせきずいえき)は、脳や脊髄を守る透明な液体。とても重要な働きをしています! 「脳脊髄液」の役割とは? まず最初に、脳脊髄液の役割について4つ順番に見ていきましょう! (1) 衝撃を吸収して脳や脊髄を保護 外からの衝撃を吸収し、繊細な神経をしっかり守ります。 脳を「お豆腐に」例えると、・外側のパッケージが、頭蓋骨・中の水が、脳脊髄液 脳(お豆腐)が崩れないのは、脳脊髄液(中の水)のおかげです (2) 浮力を与え、脳の重さを軽減(約1,400g → 50gに!) 脳は約1,400gの重さがありますが、脳脊髄液の浮力によって約50gに感じるのだそう! 自分の重さで、血管や神経が傷つくのを防いでいます (3) 栄養補給&老廃物の排出で常にクリーン 脳や脊髄に必要な栄養を届け、代謝で出た老廃物を排出します。「お掃除屋さん」のような役割ですね。 (4) 環境を安定させ、神経の働きをサポート 脳や神経が最適に働くための環境を維持。 生命維持のサポーター!縁の下の力持ち!! 「脳脊髄液」どのくらいの量? 成人の脳脊髄液は約120〜150mL(コップ1杯分)。 1日に約500mLが血液から作られ、3〜4回入れ替わります。 「脳脊髄液」はどこを流れているの? 脳脊髄液は、以下の流れで循環します。 この循環が、健康維持のカギとなっています。 「脳脊髄液」の循環を良くするには? 後頭骨の動きがポイント! 後頭骨が動きやすくなると、硬膜や仙骨が連動して脳脊髄液の循環が促進されます。 ドライヘッドケアで脳脊髄液の循環が良くなる理由の一つですね。 セルフケアは「歩くこと!」脳脊髄液は脊柱を通り、仙骨まで伸びています。 歩くと骨盤全体が動き、脳脊髄液の循環がスムーズに! 脳脊髄液は、私たちの脳を守ってくれる透明のすごい液体! CAJ脳疲労改善ドライヘッドケアで「脳脊髄液」の流れを促進! 全身の筋肉の緊張が緩和して、過度な圧迫を解放することで、脳脊髄液の流れを促進。 これにより:・老廃物の排出がスムーズに・必要な栄養が脳に行き渡る 結果として、脳のコンディションが整い、疲労改善へと繋がります♪ この記事を書いたのは私です! 谷舗紗也 Tanishiki Saya ■CAJ認定セラピスト■大阪ドライヘッドケアサロン『OS』オーナーセラピスト■ヨガ講師 / バレエダンサー 10代後半〜20代前半はアメリカでバレエを学び、身体の感覚、感性などをプロフェッショナルとともに磨く。心身のコンディショニングに苦労した過去の自身の経験を活かし、ドライヘッドケアセラピストとして大阪でサロンを運営中!