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肩こりに肩揉みは危険!痛みのあるところに根本の原因はない

安心安全で最善の結果が出せるセラピストになるためのお役立ち記事! 今回は不調の王道「肩こり」についてです。 あなたは、肩こりにお悩みのお客様にどのような施術をしますか? こっている肩を、ほぐそうとしていませんか? 私も筋肉の特性を知るまでは大きな勘違いをしていました。 お客としてサロンに行くと、良かれと思って「もっと強い圧で!もっと肩周りを!」とお願いしていました。 翌日には揉み返しがありましたが、こんなものかと思っていたし、肩こりを訴えたのに肩周りをあまり触ってもらえないと、ここのお店はイマイチだとさえ思っていました。 痛みのあるところに根本の原因はない セラピストが必ず知っておくべきこと! 肩こりだからといって、肩ばかりをゴリゴリほぐすことはとても危険です! 痛みのある部分を触ると、固く感じますよね? 筋肉が縮こまっているから、ほぐさないとと思いがちですが、痛みがあるところの筋肉は伸ばされている場合がほとんどです。 「これ以上引っ張らないで!」というSOSが痛みの正体なのです!! 肩こりの方が本来ほぐすべき部分は? ほぐすべきなのは、引っ張っている方の筋肉です。 「拮抗関係」といって、縮んでいる筋肉の反対側には必ず伸びている筋肉があります。 伸びている筋肉とは反対側の、引っ張っている側の筋肉をほぐしてあげましょう。 肩こりで肩ばかり揉むということは、これ以上伸ばさないで!とSOSを出している筋肉を緩め、さらに伸ばそうとしてしまっているということ。 このように良かれと思ってやっていることが、実は身体を悪くしていたなんて事がないように、しっかりと解剖学の知識を身につけましょう! ぜひみなさんもあらゆる不調に対して、どの筋肉が縮んでいるか、引っ張っている張本人を考える癖をつけてみてくださいね♪ 痛みのある場所に根本の原因はありません。 安心安全で最善の結果が出せるセラピストになりましょう(^^) この記事を書いたのは私です! 河野真奈 Kouno Mana ■CAJ認定講師GL■CAJ認定フォローアップスペシャリスト■大阪堺市・津久野「salon mb.」オーナーセラピスト 技術講座「脳疲労改善ドライヘッドケア 」「姿勢調整オイルトリートメント」ビギナーコース・プロコースともにリクエスト開催受付中! ▶︎Mana先生から学ぶ!無料個別相談はこちら